奥道後温泉「ホテル奥道後」(松山市)

 

奥道後温泉は道後から4 kmほど北東の山間に入ったところにある.道後の駅前からバスに乗って20分ほど.ホテル奥道後という大きなホテルが川沿いに建っている.そのホテルに日帰り温泉施設が併設されている.ジャングル風呂,露天風呂,大理石風呂がある.バス停から温泉入口まで,かなり怪しげな通路を歩いていく.何とも表現しにくい怪しさだ.平日ということもあり人はまばら.道後温泉とは対照的だ.大丈夫だろうか…やや不安になる.3分ほど歩くと温泉の建物に着いた.

 

建物内は怪しげな通路とは対照的にきれいで空調も完備している.入湯料500円を払っていざ温泉へ.脱衣場は広く,清掃もきちんとされている様子.浴室に入る扉に次のような注意書きがあった.

 

 ジャングル風呂入口に掲げられている注意書き.

 

おお,かけ流しが主張されている.また「温泉の性質上,滑りやすい」ということは,それだけ成分が濃厚だということを示唆している.これは期待できる.

 

ジャングル風呂では巨大なプレハブの中に大小10以上の浴槽やサウナが設置されている(下の写真).

 

 ジャングル風呂のようす(草木に隠れて浴槽が見えない!).

 

 ジャングル風呂の案内図.

 

この温泉,私は大変気に入った.何といってもすべての湯船で湯がかけ流し.しかも湯がよい.アルカリ性単純硫黄泉.卵臭のするツルツルの湯(pH9.4).湯口から注がれる湯を注意深く嗅いでみたが塩素系薬剤の臭いは確認できなかった.薬剤が投入されていないのか,あるいは卵臭で塩素がわからなくなっているのか? 私にはわからない.足元は確かに滑りやすい.ゆっくりと湯船をはしごする.私が気に入ったのは「常夏」という湯温が25℃〜30℃に保たれている湯船.入るときは一瞬ヒヤッとするが,じっくり浸かっていられる.卵臭は他の湯船に比べてやや弱いようだ.温度が低いためか,あるいは加水されているのか.ツルツルはしっかりしている.常夏に浸かりながらジャングルの天井をボーっと眺めていたら,一瞬,木々の間を小動物(イタチ?)が移動したように見えた.(2004.9)

 

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